南フランス オーベルジュHERMITAGE STORY

昔、南フランスで街の有力者であった貴族カールトン家が、街の人々生活を豊かにするために世界に通じるワイン造りに挑み、村人とぶどう畑をはじめた。

秋の収穫祭には自身の邸宅にて、多くの人々を招きパーティーを開催するようになる。
まず人々は、邸宅内の中心にある「生きる源」であった水が湧き出る噴水(コートヤード)に集まり、その後ダイニングルームにて皆でにぎやかに会話を楽しみながら過ごしたり、男性はシャンパンを片手にアペリティフを楽しみ、女性は夢を語り合い、年配の人々はのんびりとお酒や食事を楽しんでいた。

次第にその貴族の邸宅で出会った若者がカップルとなり、街の人々に祝福されながら結婚式が盛大に行われるようになる。カリヨンの鐘も、時報としてだけではなく幸せの鐘音として、南フランスの街中へ響き渡っていった。

時代は流れ、レストランからオーベルジュに変化し、旅人を癒やす場所として定着。
さらには、幸せになれる場所として結婚式場としても有名な邸宅となった。